top of page

​​2016年度11月 大島共同打上実験概要

the Overview

日時:

    2016年 11月 12,13日

実施場所:

    大島町三原山裏砂漠

打上予定機数:​

    4機

参加団体:

    東京工業大学 CREATE

    千葉工業大学 SPARK

    名古屋大学 NAFT

    関東圏ロケット団体 CORE

​※本実験ではトイレの用意はございませんので注意してください。

スケジュール

スケジュール​​

​Schedule

​現在調整中です.

参加団体

​参加団体​​

​Participants

東京工業大学 CREATE

機体名 : C-23J
機体全長: 1270mm
到達高度: 1213m

 

[コメント]
 突然ですが,スカイダイビングをしたことってありますか?私はないです.実際に機会があったとしても怖くてできないかもしれません.それでも空を舞うように落ちるのはとても気持ちがいいだろうなと憧れます.そこで,今回私たちはロケットから分離したCan-Satに落ちる時の映像を撮ってきてもらおうと思いました.
 ミッションはデータの回収及び撮影映像の確認によって達成の是非を判断します.

 現一年生が主体となって取り掛かっているこのプロジェクト,打ち上がるその瞬間まで全力を尽くします!

千葉工業大学 SPARK

機体名        ​:  SPARK-δ
全長​​           :  1500 mm
ミッション  ​:  機体の回収が絶対にできるような通信手段を確立させること.

[コメント]
SPARKは2014年に設立された千葉工業大学の学生からなるハイブリッドロケットの製作,打上実験を行う団体です.2016年11月の打上実験が今年度初めての打上実験であり,2年生3年生はサポートにまわり,1年生が主体となって機体の設計製作を行っています.プロジェクトマネージャーも1年生です.
2016年3月の伊豆大島共同打上実験では,団体で初となる機体の完全回収をすることができましたが,見つけるまでに時間がかかりました.
今回は,前回の打上実験の結果を踏まえ,滞在期間も短いことから,機体の回収に時間をかけず機体の着陸位置が分かるような通信手段を確立させようという思いからミッションを決定しました.
1年生は初めてのロケット製作ですが,同時に首都圏版ロケットガール&ボーイ養成講座のTAを行っているため,自分たちが先輩や先生から学んだことを高校生に教えるインプットとアウトプットを同時並行でこなしています.
短期間でかなり鍛えられている1年生たちが作ったロケット,打ち上げ当日をお楽しみに!

名古屋大学宇宙開発チーム NAFT

機体名     ​:  MASTERPIECE-01
全長​​        :  約2000 mm

到達高度  :  300 m超

[コメント]

 project MASTERPIECEとは,NAFTロケット班が進める大型ハイブリッドロケット開発計画の名称です.最終目標は高度50kmへの到達であり,そのために必要な技術を今後多数の機体開発を通じて蓄積してゆく計画です.
 この"MASTERPIECE"とは英語で「傑作」を意味する単語ですが,更にその語源を辿ると,中世ヨーロッパのギルド制に行き着きます.すなわち,ギルドに属する徒弟が親方(master)になるための試験に提出する渾身の逸品(piece)を指していたと言われています.
 我々NAFTにとって,このハイブリッドロケットへの挑戦は一つの試金石になると考えています.これまでモデルロケットを中心とした小規模開発を行ってきた我々が,より大規模な開発・実験に対応できるか否かの関門として,このproject MASTERPIECEは存在します.
 この計画の第一歩として,今回打ち上げる機体がMASTERPIECE-01です.当団体初のハイブリッドロケットであるこの機体は全長約2m,到達高度は300m超を予定しており,高さを追求するというよりは,安全で確実な打ち上げが行えるよう堅実な設計が為されています.
 機体は,近年航空機によく用いられるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)やアルミ合金といった軽くて強い素材で作られており,今後機体が大型化した際にも対応できるような技術を,製作を通じて培うことができます.

関東インカレサークル CORE

機体名     ​:  古代飛翔体ンポロンポロ
全長​​        :  約1600 mm
到達高度  :  1500 m

[コメント]

 こんにちは!伊豆大島共同打上実験に参加するインカレサークルのCOREです!
 今回COREでは上空1.5kmに到達する全長1.6m程度のロケットを1機打上げます.ロケットの名前は「古代飛翔体ンポロンポロ」と言い,名前からも伝わる通り今回のロケットプロジェクトでは今までのロケットとは一味違うものを持っています…!

 一つ目はノーズ先端に取り付けられた「Plasma Actuator」と呼ばれるものです,これを取り付けることによってロケット周りの空気の流れを操り,より高く飛ばすことが出来る予定です!

 二つ目に今回,ロケットの座標を送る為に伊豆大島に多くの中継器を配置します.このように中継器を配置して情報を伝達することはロケット団体ではあまり聞かず,もし今回の実験で見事に成功をすることが出来たら,これから先もこのシステムを利用していきたいと考えています!

 最後に目玉なのがロケットに搭載されたパラシュートです.今回打ち上げるロケットに搭載されたパラシュートはなんと上空で自在に大きさを変化させることによって,落下する地点を制御します!

 以上3つの新技術によって「古代飛翔体ンポロンポロ」は11月伊豆大島で最高のロケットを打ち上げたいと思っています,もし興味があれば是非連絡をください!
伊豆大島共同打上実験の応援をよろしくお願いします!

フォトコン

​フォトコン

​Photo Contest

​本実験にてフォトコンテストは開催されませんでした。

​報告書

​Reports

過去受賞作品/その他作品

報告書

​実験終了後にご覧いただけます。

bottom of page